- 18歳・19歳の大学生が、親の同意書なしでホテルやネットカフェに一人で泊まれるか
- 「18歳の高校3年生」「16〜17歳」だと何が変わるか(宿のタイプ別の早見表)
- 予約の前に確かめること、当日フロントに持っていくもの
結論:18歳以上の大学生なら、19歳でも親の同意書なしで一人で泊まれます。2022年4月から、成人(大人)の年齢は18歳です。今回公式ページで確認したホテルは、どこも同意書が必要なのは「18歳未満」の人だけでした。
ただしネットカフェの快活CLUBは、「18歳未満」に加えて「高校生」も、一部の店舗で利用をことわっています。3月の卒業旅行などで、18歳でもまだ高校生のときは注意が必要です。また東京都内の快活CLUBは、住所ののった身分証が1枚ないと入れません。学生証だけでは足りないことがあります。
年齢・立場別の早見表
公式ページで条件を確認できた宿だけを並べました。「〇」は同意書なしで一人で泊まれる、「同意書」は親(親権者)の同意書が必要、「×」は泊まれない、という意味です。
| あなたは | ドーミーイン (ビジネスホテル) |
東京プリンスホテル・ 京都グランベルホテル |
快活CLUB (ネットカフェ) |
|---|---|---|---|
| 18歳以上の大学生 (19歳も) |
〇 | 〇 | 〇 (都内は住所入りの身分証が必要) |
| 18歳の高校3年生 | 〇 | 〇 | ×の場合あり (高校生をことわる店がある。鍵付完全個室も同じ) |
| 16〜17歳 | 同意書 | 同意書 | 22時〜翌7時は× |
| 15歳の高校1年生 | 同意書 | プリンス:同意書 グランベル:書面で確認できず |
20時〜翌7時は× |
| 中学生以下 | ×(保護者の同伴が必要) | プリンス:中学生は同意書 グランベル:書面で確認できず |
20時〜翌7時は× |
表の「同意書」の対象は、どの宿も「一人で泊まる場合、または18歳未満の人どうしで泊まる場合」です。くわしい条件は、下の宿ごとの説明を見てください。
なぜ18歳なら同意書がいらないのか
法務省によると、成人の年齢は2022年4月1日から18歳になりました。成人の年齢は「一人で契約を結べる年齢」でもあります。ホテルの予約も契約(約束ごと)の一つなので、18歳になれば親の同意なしで結べます。
反対に、18歳未満の人は親の同意が必要な立場です。そのため、今回確認したホテルはどこも、18歳未満だけで泊まるときに同意書を求めています。19歳は「未成年」ではありません。「20歳未満は同意書」と思いこんでいる人は、古い情報です。
宿ごとのルール
ドーミーイン(ビジネスホテル)
公式の「よくあるご質問」に、未成年(18歳未満)の一人での宿泊について書かれています。
- 一人で泊まれるのは、高校生・社会人(15歳以上)
- 18歳未満だけで泊まるときは、チェックインまでに保護者の署名入りの「同意書」(またはそれに近い手紙など)を出す
- チェックインのとき、学生証や健康保険証などの身分証を見せる
- 状況によっては、チェックインのときに保護者へ電話で確認することがある
- 中学生(15歳)以下は、保護者の同伴が必要
18歳の高校生についての特別なルールは書かれていません。書かれている条件は「18歳未満」です。
東京プリンスホテル・京都グランベルホテル
どちらも、公式の同意書の書式に条件が書いてあります。
- 東京プリンスホテル:中学生以上18歳未満で、一人または未成年どうしで泊まる場合に同意書が必要。泊まる人全員分を、チェックインのときにフロントに出す
- 京都グランベルホテル:16歳以上18歳未満で、一人または未成年どうしで泊まる場合に同意書が必要。チェックインのときにフロントに出す
- どちらも、同意が確認できないときは、その場で親に電話で確認したうえで、あとからFAXか郵送で同意書を出すように書いてある
- 東京プリンスホテルは、同意書を忘れて確認も取れないときは、宿泊をことわる場合があると書いている
同意書は、親に記入してもらう書類です。出発する前に印刷して書いてもらうのが確実です。
快活CLUB(ネットカフェ)
ネットカフェは、ホテルより条件が細かいので注意が必要です。公式の「よくあるご質問」に書かれている条件は次のとおりです。
- 満16歳未満は20時〜翌7時、満18歳未満は22時〜翌7時の利用をことわっている
- 都道府県の条例(それぞれの都道府県が決めるルール)により、一部の店舗では、保護者が一緒でも「18歳未満の人」と「高校生」の利用をことわっている
- 鍵付完全個室のQ&Aには、条例により、保護者が一緒でも18歳未満と高校生の利用をことわる、と書かれている
- 会員制。入会金・年会費はかからない(2026年3月時点)。来店した日に入会できる
- 入会には本人確認書類の原本が必要。学生証(氏名・生年月日などがわかるもの)、運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
- 東京都内の店舗は、氏名・生年月日・現住所の3つが1枚で確認できる書類が必要。確認できないと入店できない
住所ののっていない学生証だと、都内の店舗では入れない可能性があります。マイナンバーカードか運転免許証を持っていくと安心です。
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東京都の条例での「深夜」
警視庁の説明では、東京都の条例でいう「青少年」は18歳未満、「深夜」は午後11時から翌日午前4時までです。保護者の同意がなく、正当な理由もないのに、深夜に青少年を連れ出したり、いっしょにいたりしてはいけないと決められています。
18歳以上の大学生は、この条例の「青少年」にはあたりません。ただし、18歳未満の友だちと夜おそくまでいっしょに行動するときは、このルールが関係します。
あなたの場合はどうすればいい?
- 18歳以上の大学生:同意書はいりません。身分証(住所入りのものがあれば、それ)だけ持っていけばOKです。
- 18歳の高校3年生(卒業旅行・入学前の旅行):ホテルは、確認できた範囲では同意書なしで泊まれます。ネットカフェに泊まる予定なら、その店舗に「高校生でも利用できるか」を事前に聞いておきましょう。
- 16〜17歳:今回確認した3つのホテルは、同意書を出せば泊まれます。ネットカフェは22時以降使えないので、夜をすごす宿には向きません。
- 中学生以下:確認できた宿では、一人では泊まれないか、同意書が必要です。保護者と一緒の旅を考えましょう。
予約する前と当日にすること
- 泊まりたい宿の公式ページで「未成年」「18歳」を探す:「よくある質問」や予約ページの注意事項に書かれていることが多いです。見つからなければ、宿に電話かメールで聞きます。
- 18歳未満なら、同意書の書式をダウンロードする:宿の公式ページにある書式を印刷し、親に記入してもらいます。泊まる人全員分が必要な宿もあります。
- 身分証を用意する:学生証のほか、住所ののったマイナンバーカードや運転免許証があると、東京都内のネットカフェでも困りません。
- 当日、フロントで身分証(と同意書)を出す:親に電話で確認されることもあるので、親にも泊まる日と宿を伝えておきます。
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まとめ
- 成人は18歳から。18歳・19歳の大学生は、親の同意書なしで一人で泊まれる
- 同意書が必要なのは18歳未満。対象の年齢の下限(15歳・16歳・中学生)は宿によってちがう
- 快活CLUBは、一部店舗で18歳でも高校生ならことわられることがある。都内の店は住所入りの身分証が1枚必要
- 予約前に宿の公式ページで「未成年」の条件を確認する
参考にした情報
すべて2026年10月30日に確認しました。

